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次に彼が来るまでに覚悟を決めておかないと。
そう思っていた矢先、思いもよらない出来事が起きた。
"病院に来てほしい。"
突然お父さんから連絡が来た。
何事かと思い急いで彼のいる病室へ。
そこにはスーツを着た男性がいた。
お父さんがいない間にも店を贔屓にしてくれているお客さんだった。
「A、お店手伝ってもらってるとこ悪いけどしばらく休みにする。」
「なんで、ですか?」
「戦うぞ。」
言ってる意味がよくわからない。
呆然と立ち尽くしていると男性から名刺を渡された。
「弁護士、園田勇司さん…。」
「Aちゃん。前に勤めてたレストランで、いやなことされてたんじゃない?」
「…!な、んで?」
「淳さんが調べたんだってさ。」
「え。」
園田さんは、ほら淳さんと彼の肩を叩く。
「ずっとやりたがってた仕事だろ。なのになんでって、気になって。」
「…、」
「この足も自ら階段を踏み外したわけじゃない。Aちゃんとこの料理長さんにやられたんだってさ。」
「うそ…、」
「そういう大事なこと、なぁんで娘に隠すかねぇ。」
「Aだって俺に隠し事してただろうよ。」
「ま、血は争えないってやつ。」
「A。」
「はい。」
「園田さんに、全部話しなさい。」
「…、はい。」
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涼-suzu-(プロフ) - 蓮和さん» ありがとうございます。みやだてくんはやっぱりバブめですよね。笑 共感していただける方がいて嬉しいです。次回もよろしくお願い致します(՞ ܸ. .ܸ՞)" (4月2日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - 完結おめでとうございます!垢は違いますが毎度コメントさせていただいてますバケモノです。素敵な作品をありがとうございました!!宮舘さんとの恋ってやっぱりいいですよね(?)私も宮舘さんは結構バブい域にいると思ってますw 第8弾も楽しみです! (4月1日 21時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年3月25日 17時