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必要な材料を買い出しして準備を進めていたら開店時間がやってきた。
店を開けて間もなく、現れたのは2人の男性。
見た感じはお父さんと同世代。
「いらっしゃいませ。」
「おー、Aちゃん!大きくなったねぇ。」
「え?あ、は、はい。おかげさまで…?」
どうやら私がここに来ていた時からの常連さんらしい。
「淳さんから連絡もらったよ。階段からすっ転んだんだって?」
「それで骨折したらしいね。」
「お恥ずかしい…。」
「いやぁでもAちゃんは偉いね。お父さんのためにお店開けてあげてさ。」
「…あの人のためじゃありませんよ。」
「そうなの?」
「ここに来てくださるお客様のためです。あの人には正直劣ることばかりです。でも、私なりに頑張りますので短い間ですがよろしくお願いします。」
「劣ることなんてないさ。」
「そうだよ。淳さんは淳さん。AちゃんはAちゃん。親子だからってそこは比べるもんじゃない。」
「ありがとうございます…。」
「俺たちとしては若くてかわいい姉ちゃんの方が通いがいもあるしな。」
「そうそう。とりあえず生ビール2つお願いしていい?」
「かしこまりました。」
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涼-suzu-(プロフ) - 蓮和さん» ありがとうございます。みやだてくんはやっぱりバブめですよね。笑 共感していただける方がいて嬉しいです。次回もよろしくお願い致します(՞ ܸ. .ܸ՞)" (4月2日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - 完結おめでとうございます!垢は違いますが毎度コメントさせていただいてますバケモノです。素敵な作品をありがとうございました!!宮舘さんとの恋ってやっぱりいいですよね(?)私も宮舘さんは結構バブい域にいると思ってますw 第8弾も楽しみです! (4月1日 21時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年3月25日 17時