Sweet? or Sour? Orenge juice

どうですか？ fkkj ページ1

※付き合ってる

紫side








GW と書いて ゴールデンウィーク









もちろんメンバーみんな仕事はあったけど
休みを連日でもらえたこともあり
メンバー兼恋人の康二と
休みの日はずっと一緒に過ごしていた









普通にお出かけに行ったり
旅行気分で温泉にはいったり
康二の家に泊まらせてもらって
ハグしたりキスしたり
もちろんそれ以上のこともしたわけで









最高にゴールデンなweekだったはず…









紫「康二さっきからどうしたの？」


橙「…」









GW最終日の夜
さっきまでお風呂に一緒に入って髪を乾かしあって
きゃっきゃしてたはずなのに
今から甘い夜を過ごすはずだったのに









康二はずっと俺の膝の上
首元に顔をうめて何にも喋らない
コアラみたいでそんな姿もかわいい
けど今はそんなことは言ってられない









紫「康二〜、お話ししようよ」


橙「…」


紫「俺なんかしちゃった？」


橙「しとらん」


紫「んー、分かんないな。どうした？
もう俺と話したくない感じ？」


橙「それはちゃう！」


紫「はい、捕まえた〜。
やっと顔上げてくれたよ。」









ちゃう！ って言って顔を上げた瞬間
康二の腰に回していた両手を顔へ移動させ
むぎゅっと掴んで捕まえる









紫「さっきからどうしちゃったのさ」


橙「嫌やの、手離して。」


紫「絶対言うまで離さないからね。
さっきから膝の上で甘えてるくせに
何にも話さないじゃん。
言ってくれなきゃわかんないよ？」


橙「だって…」


紫「ん？」


橙「ゴールデンウィーク終わっちゃうやん」


紫「終わるね。仕事嫌？」


橙「ちゃう、嫌やない。」


紫「じゃあどうしたのさ」


橙「ふっかさんとおれんくなる」


紫「メンバーなんだし大体一緒じゃん笑」


橙「ちゃうの！ 2人でおりたいの…」


紫「え、ん？ お！？」


橙「もう恥ずかしい！」









恥ずかしいなんて言いながら
俺が驚いて力が抜けている間に
また康二は俺の肩に顔をうめてきた









というより、俺の彼女かわいすぎない？









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