69 ren ページ20
朝、駅のホームで康二を待つ。
学校がある駅を一度通り過ぎるから、学校の駅で待ち合わせようって
康二は言うけど、俺が少しでも早く康二に会いたくて
毎朝、康二の家の最寄駅で待っている。
「めーめー！！」
今日もいつもの時間に康二がやってくる。
俺の姿を見つけると、満面の笑顔で俺の名前呼びながら
小走りで駆け寄ってくる康二は小動物みたいで可愛い。
「おはよう康二」
「めめ！おはようさん！今日もイケメンやね！」
「んふふふ・・康二も可愛いよ」
「んふっ！ありがとっ！」
ほんと、今日の康二はいつもに増して可愛い。
唇なんてツヤツヤして、食べたくなる・・・・ん？
「康二？今日唇ツヤツヤだね」
「やろ？これな？しょっぴーがくれてん！！」
「は？なべ先？・・・何で？」
「来週、俺誕生日やろ？せやからやって！リップだけやなくて
化粧水と乳液と美容液もくれたー！！」
・・・・いや、女子かよ！
気持ち的には複雑だったけど、康二が嬉しそうだし
いつもに増して、康二が可愛かったから納得しようと思った。
「・・・・んだよこれ」
教室の席ついて、何気に調べたその意味に
一瞬にして頭に血が上って、はらわたが煮えくりかえる。
感情のまま席を立つと、友達が「授業始まるぞ」って言ってたけど
そんなの関係なく教室を飛び出した。
「・・・渡辺先生」
「うわぁ！！なにぃ！！・・・何だ目黒かよ・・・脅かすなよ」
「どう言うつもりっすか？」
「へっ！？何が？」
「これ！どう言う意味だかわかってあげたんすか！？」
スマホの画面を見せる。そこには
『口紅を送る意味には「あなたとキスをしたい」と言う意味があります』
と書いてあった。
「どう言うつもりで、康二にリップ送ったんっすか！？」
「は？え？・・・いや、ちょっと落ち着け、何だかよくわかんねぇけど
ここじゃ何だから、進路指導室いこう。」
俺となべ先は、進路指導室へと移動した。
事と次第によっちゃ、先生だからって容赦しねぇ・・・・・。
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桜那妃(プロフ) - NKさん» 何見てたのかなぁ〜。泣き虫kjくん、大好物なんですwこれからもきっといっぱい泣いちゃう事でしょう。 (5月3日 15時) (
レス) id: d7746d7e18 (このIDを非表示/違反報告)
NK(プロフ) - nb先生は何を見ていたのか気になります〜(*´ｪ`*)そしてkjくんすぐ涙出てきちゃうのかわいい…笑これはnb先生もほっとけないですよねぇ(*´ｪ`*) (5月3日 11時) (レス) @page39 id: 870f64adfe (このIDを非表示/違反報告)
桜那妃(プロフ) - 777さん» そんなkjくんもいつかは大人になるのかな・・・ならないでほしい・・・w (5月1日 10時) (レス) id: d7746d7e18 (このIDを非表示/違反報告)
777(プロフ) - 桜那妃さん» それな〜(笑)でも、そんなウブで鈍感なkjくんもカワイイ！(笑) (5月1日 10時) (レス) id: 3f9f1fa863 (このIDを非表示/違反報告)
桜那妃(プロフ) - 777さん» そうだよねぇ〜wでもkjくん気づいてなさそう・・・ (5月1日 10時) (レス) @page37 id: d7746d7e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜那妃 | 作成日時：2024年3月19日 7時
