83 tatuya ページ34
正直ショックだった。
「他人」と言われたこともそうだけど
それよりも康二に気を遣わせていたことに気づけなかったことの方が
俺にはショックだった。
俺たちのことを知る人に、俺と康二が似てるってよく言われて
それで、それだからこそその言葉にあぐらをかいていたのかもしれない。
もっと康二の気持ちに気づいて、寄り添ってあげれてたら
こんな風に悩ませる必要もなかったのかもしれない・・・・
「ふっかさぁん・・・？起きとる？？」
寝室のドアを少しだけ開けて康二が声をかけてきた。
「起きてるよ？どうしたの？」
「一緒に寝てもええ？？」
「もちろん！おいでよ」
ゆっくりとドアを開けて寝室に遠慮がちに入ってきた康二は
自分の枕を抱えていた。
「えへへ。何となく一人で寝たくなくて・・・」
「そっか。一緒に寝よ？」
そういうと嬉しそうに駆け寄り、ベッドにダイブした。
「っう・・・康二・・・・」
「わぁ！照くん、ゴメーーン！！！」
「お前、自分のデカさ考えろ。」
「ごめんてぇ〜〜。嬉しすぎてつい・・・」
「もーそんな康二は・・・こうだ！！！」
小さいときもこうやってベッドに飛び込んできた康二
あの時は、照が軽々と受け止めたり乗られても対して痛くなかったけど
さすがに高校生だもんなぁ〜。不意を突かれたら照でもそりゃ痛いよなぁ。
「アッヒャッヒャッヒャ！！！やめ・・・ふっかさん・・・やめ・・
こしょばったい・・・うひゃっ！ひゃっひゃっひゃ・・・・・」
あの頃みたいに康二の頃をくすぐる。
笑い転げる康二の顔は、あの時のまま。
うん。俺たちは何も変わっていない。
今までも、これからも、俺と照が康二の親で
康二は俺たちの可愛い息子だ。
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桜那妃(プロフ) - NKさん» 何見てたのかなぁ〜。泣き虫kjくん、大好物なんですwこれからもきっといっぱい泣いちゃう事でしょう。 (5月3日 15時) (
レス) id: d7746d7e18 (このIDを非表示/違反報告)
NK(プロフ) - nb先生は何を見ていたのか気になります〜(*´ｪ`*)そしてkjくんすぐ涙出てきちゃうのかわいい…笑これはnb先生もほっとけないですよねぇ(*´ｪ`*) (5月3日 11時) (レス) @page39 id: 870f64adfe (このIDを非表示/違反報告)
桜那妃(プロフ) - 777さん» そんなkjくんもいつかは大人になるのかな・・・ならないでほしい・・・w (5月1日 10時) (レス) id: d7746d7e18 (このIDを非表示/違反報告)
777(プロフ) - 桜那妃さん» それな〜(笑)でも、そんなウブで鈍感なkjくんもカワイイ！(笑) (5月1日 10時) (レス) id: 3f9f1fa863 (このIDを非表示/違反報告)
桜那妃(プロフ) - 777さん» そうだよねぇ〜wでもkjくん気づいてなさそう・・・ (5月1日 10時) (レス) @page37 id: d7746d7e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜那妃 | 作成日時：2024年3月19日 7時
